★石原たきびさん~フリーライター/編集者
第5回は、人気フリーペーパー「R25」(関東圏限定)やら「モノマガジン」やらなんちゃらなどで、記事を書いている編集者・ライターの石原たきびさん。湯島天神の梅まつりのついでに話を伺ってきました。この日のインタビューは昼の12時から夕方17時まで‥と、5時間の長丁場に及びました(が、内容は薄いです)。
石原さんはご本人がブログを運営しているわけではありませんが、デイリーポータルの「コネタ道場(コネタ道場とは?(@nifty:デイリーポータル))」の「道場主ブログ」というのを月に1回更新されています。
待ち合わせに15分遅れてやってきた石原さんは、いつものようにアンニュイな雰囲気。しかも片手に缶ビール。うららかな日曜日の昼の12時15分なのに‥第一声は
「二日酔いです」とのこと。
梅は5部咲き。屋台のたこ焼きや焼きそばのソースの香りもかぐわしく
「梅の香りがしないねえ」という声もチラホラ聞こえてくる湯島天神です。
梅よりも中国雑技芸術団 変面・軟体ショーのほうが人気なもよう。
梅と軟体ショーを愛でたその後は、不忍池(しのばずのいけ)の袂にある蓮見茶屋へ。
「のどかだねえ」 のどかですねえ。
生ビールを飲みながらお団子を食べる石原さんに恐る恐るインタビュー依頼。
えっと、実は私こうこうこういうブログをやっておりまして、
いろんな人に話を聞くっていう趣旨なんですが‥インタビューしてもいいですか?
「いいですよ」
ご快諾いただきましたのではじめます。石原さんって‥ダレなんでしたっけ?
※すみません、顔面が飛んじゃいました。
「普通インタビューするときって、その人のことを調べて、興味のあることをまとめて、事前に質問を送って、当日に望むんですが‥」
まあ、そのとおりですね。大体私もそうしますが、あの‥インタビューすることを今思いついたという事実が‥まあ「気まぐれ」っていうタイトルなんで、おおむね大丈夫だと思います。
「そういやフリーペーパーなんですけど、水商売のオネエサンたちがしているたわいもない会話をひたすら文字起こししているというコーナーがあるんですが、それが面白くて‥そういう感じですかね?」
まあ、そんなところですね。
「のどかですね。」 のどかですよね。
なんですか?それ。
「与謝蕪村です」
へえ‥そういえば、石原さんは俳人(見習い)でもあるようですが、
俳句の面白さって一体なんなんでしょうか?
「十七文字で宇宙が広がるところですね」
深い‥最初に俳句にハマったきっかけとかってあるんでしょうか?
「家の電話の留守番電話機能というのを使ったときに、『ハイ、石原です、ただいま留守にしております』みたいなのを入れますよね。その前に『蝶 堕ちて 大音響の 結氷期‥ハイ、石原です、ただいま留守に‥』っていれはじめたのがきっかけですね。」
電話をかけた相手の反応は?
「特にありませんでした。」
更新頻度とかは?
「週に1回くらい、定期的に更新していましたね。反応はありませんが。続けることに意味があったっていうか‥もはや義務にしていました。」
反応がないのに続けるって凄い。継続は力なり、アフィリエイトにも通じますね(無理やり)
生ビールも飲み終わったので場所を変えて、上野公園内のこども遊園地へ。
R25とか、面白い企画とか多いですが、ああいった雑誌のネタとか企画っていうのはどうやって決めるものなんでしょうか?
「複数人(チーム)で企画(アイデア)を持ち寄ります。それを自分以外の企画に票を入れるみたいな感じですね」
「あ、あれ、乗りましょうか。」 乗りましょう。
楽しそうな石原さん(左)。 木馬が突然動いた故、頭が切れてしまった石原さん(右)。
石原さん愛用の電池カバーのないケータイ電話とデジカメ。
こういった傷だらけのデジカメとかもっているヒトをみるとうれしくなります。私だけじゃないよね‥
石原さんって、最近はどういう記事を書かれているんですか?
「雑学とかが多いです」
そういう時の情報収集って、どうやってやるんでしょう。ネットとかで検索とかもします?
「ええ、見ますけど、参考程度ですね。インターネットの場合は『裏を取る』という行為がされているかどうかがわかりづらいので。雑誌の場合は、まあ責任がありますから嘘はかけませんし」
ネットじゃない場合は‥(実際に取材に行くとか以外には)何処で情報を?
「大宅壮一文庫で、過去の雑誌を検索したりとか」
大宅壮一文庫とは
「本は読むものではなく、引くものだよ」。マスコミ生活50年、かたわら、資料の収集整理に力を尽した大宅壮一らしい言葉です。 大宅壮一は、ことあるごとに古書市、古本屋通いを続け、およそ20万冊の蔵書を遺しました。生前その資料室は、“雑草文庫”と称され、蔵書のほとんどが雑誌、雑本で占められていました。没後の1971年、マスコミはじめ各界のご協力により財団法人大宅文庫(1978年大宅壮一文庫と改称)が設立されました。当初は1日平均2人に満たなかった利用者は、現在1年間でおよそ10万人です。
へー面白そう。今度行ってみます。
ところで、雑誌とネットで書くのって、何か違いってありますでしょうか?
「ネットのほうが、よりダイレクトな部分はあると思います。あとは雑誌でもネットでも‥これは一緒だと思うんですが、書いている本人が『本気でその商品を好いと思っているかどうか』で伝わる感じも変わってきますよね。」
確かに。そのモノとかコトに対する『本気度』っていうのは、見ている(読んでいる)側からすると、なんとなく伝わってくる気もします。
上野公園で遭遇した、写真のことが本気で好きな人たち。傷ついたカメラで便乗する石原さん。
さて、いつもだったら、普段チェックしてるサイトとかブログを聞いてるんですが‥
ちょっと方向を変えて‥テレビ番組とか観ます?
「欠かさず観ているのは‥
というか多分これ以外はあまり観てないかも。」
なんで「さまぁ~ず」が好きなんですか?
「笑いのフレームを、パラダイムシフトしたことかな‥」
嗚呼、そうですか‥
なんだかまとまりがないですが、3回に1回くらいはこんな回があっていいかな、と。
そんな、のどかでうららかなインタビューをしながら飲んだものだけ記しておきます。
湯島梅祭り :缶ビール(2本)
蓮見茶屋 :生ビール(2杯)
こども遊園地:缶ビール(2本)→熱燗(2本)→再び缶ビール(2本)
↑じゃんけんで負けたほうが買いに行かされる。
石原さん、なんだかよくわからないと思いますが、ありがとうございました。





























